アパート2階でWi-Fiが届かない原因と解決策

一原ITシステム

「1階のリビングにルーターを置いているけど、2階の部屋ではWi-Fiが弱くてまともに使えない」——アパートや戸建にお住まいの方からもっとも多い相談のひとつです。Wi-Fiの電波は壁・天井・床を通過するたびに減衰するため、ルーターと端末の間にフロアの「壁」が1枚入るだけで、実効速度は大幅に落ちます。この記事では、2階でWi-Fiが届かない原因を整理し、段階的な対策と根本的な解決策を解説します。

 

2階でWi-Fiが弱くなる原因

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  • 原因①:床・天井の構造材がWi-Fiを減衰させている

    Wi-Fiの電波(2.4GHz帯・5GHz帯)は、木材・石膏ボード・コンクリート・鉄骨などの建材を通過するたびに信号強度が低下します。特に鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造(S造)の建物では、金属や鉄筋が電波を大きく遮断します。木造アパートであっても、床下の断熱材や防音材が電波減衰の原因になることがあります。

  • 原因②:5GHz帯は速いが届きにくい

    ▶ 周波数帯による特性の違い
    Wi-Fiの2.4GHz帯は障害物を回り込みやすく遠くまで届きますが、最大通信速度は低め。一方、5GHz帯(Wi-Fi 5/6で主に使用)は高速ですが、壁や天井を挟むと急激に電波が弱くなります。ルーターの近くでは5GHz帯で快適に使えていても、2階に上がると接続が切れるのはこの特性によるものです。

  • 原因③:ルーターの設置場所が悪い

    ルーターを床に直置きしていたり、テレビボードの裏に押し込んでいたりすると、電波が効率よく飛びません。また、電子レンジの近く(2.4GHz帯と干渉する)や水槽の近く(水は電波を吸収する)も避けるべき設置場所です。

 

まず試すべき3つの対策

対策①:ルーターの設置場所を最適化する

費用ゼロで試せる第一歩です。ルーターは「家の中心に近い場所」「床から1m以上の高さ」「周囲に障害物がない場所」に置くのが基本。これだけで2階への電波の到達状況が改善するケースは少なくありません。

対策②:Wi-Fi中継器を導入する

1階と2階の間にWi-Fi中継器を設置して電波を中継する方法です。コンセントに差すだけのタイプなら3,000〜5,000円程度で導入できます。ただし、中継器は受け取った電波を再送信する仕組みのため、元の電波が弱ければ中継後も弱いまま。また、中継のたびに通信速度は半減するため、根本的な解決にはならないケースもあります。

対策③:メッシュWi-Fiに買い替える

メッシュWi-Fiは、複数のアクセスポイントが連携してひとつのネットワークを構成する仕組みで、中継器より安定性に優れています。2台セットで15,000〜30,000円程度。広い戸建には有効ですが、そもそも壁や天井の構造が厚く電波が著しく減衰する環境では、無線の改善には限界があります。

 

根本解決は「有線LANを2階まで引く」こと

無線の限界を超えるには有線しかない

中継器もメッシュWi-Fiも試したけど改善しない——そんな場合、問題の本質は「電波が物理的に届かない」ことにあります。であれば、1階から2階まで有線LANケーブルを通し、2階に別のWi-Fiアクセスポイントを置くのが確実な解決策です。2階の部屋で有線LAN接続もWi-Fi接続も両方使えるようになり、速度・安定性ともに劇的に改善します。

「賃貸だから壁に穴を開けられない」問題の解決策

▶ MoCA施工なら壁に穴を開けずに有線LANを構築できる

賃貸アパートでは壁に穴を開ける工事は原則できません。しかし、MoCA(Multimedia over Coax Alliance)という技術を使えば、既存のテレビ用同軸ケーブルをLANケーブルとして活用できます。テレビ端子は各部屋にすでに設置されているため、壁に新しい穴を開ける必要がなく、大家さんの許可も基本的に不要です。

MoCA 2.5規格では最大2.5Gbpsの帯域幅に対応しており、一般家庭の光回線(1Gbps契約)であれば十分すぎる性能です。東村山市や所沢市のアパート・マンションでも実際に施工実績があります。

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2階のWi-Fi問題は一原ITシステムにご相談ください

一原ITシステムは東村山市を拠点に、MoCA施工やエアコンダクトを利用した宅内LAN施工を行っています。「賃貸だから無理だと思っていた」「中継器で我慢してきた」という方こそ、ぜひ一度ご相談ください。現地調査をしたうえで最適な方法をご提案します。

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