MoCA(モカ)とは?テレビ線で有線LANを作る技術
「2階の部屋までWi-Fiが届かない」「テレワーク中にビデオ会議が途切れる」──こうした悩みの根本解決策は有線LANですが、「壁に穴を開けたくない」「賃貸だから工事できない」という方も多いはず。
そこで注目されているのが「MoCA(モカ)」という技術です。MoCAは「Multimedia over Coax Alliance」の略で、住宅に既設のテレビ用同軸ケーブル(アンテナ線)を利用して有線LANネットワークを構築する規格です。壁に新たな穴を開ける必要がなく、賃貸住宅でも大家さんの許可なしで導入できるケースがほとんどです。
MoCAの仕組み
MoCAの仕組みはシンプルです。各部屋のテレビ端子(同軸ケーブルの差込口)にMoCAアダプターを接続するだけ。アダプターが同軸ケーブルを通じてデータ通信を行い、そこからLANケーブルでパソコンやルーターにつなぎます。
▶ 基本的な接続イメージ
1階:ルーター → MoCAアダプター → 壁のテレビ端子(同軸ケーブル)
2階:壁のテレビ端子(同軸ケーブル) → MoCAアダプター → PC・ゲーム機など
テレビの地上波放送とMoCAは使用する周波数帯が異なるため、テレビを見ながら同時にインターネットを利用できます。ただし、BS/CS放送の周波数帯とは一部競合するため、BS/CSを視聴している環境では注意が必要です。
MoCAの通信速度はどのくらい?
MoCAには複数のバージョンがあり、世代が上がるごとに通信速度が向上しています。
・MoCA 1.0:最大135Mbps
・MoCA 2.0:最大1Gbps
・MoCA 2.5:最大2.5Gbps
・MoCA 3.0:最大10Gbps
現在主流のMoCA 2.5は2016年に登場した規格で、最大2.5Gbpsの通信速度を実現します。実測値でも600〜700Mbps以上が出ることが多く、一般的なWi-Fi接続を大きく上回る安定した高速通信が可能です。
MoCAの3つのメリット
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MoCA導入の注意点
BS/CS放送との周波数競合
MoCA 2.5が使用する周波数帯(1125〜1675MHz)は、BS/CS放送の中間周波数帯と重なります。そのため、BS/CS放送を視聴している環境ではMoCA 2.5をそのまま導入できないケースがあります。地上波デジタル放送のみの環境であれば問題ありません。
分配器やケーブルの状態で速度が変わる
同軸ケーブルの劣化や分配器の性能によっては、理論値通りの速度が出ないこともあります。築年数が古い住宅では、事前にケーブルの状態を確認しておくことが重要です。
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