有線LANとWi-Fiはどっちがいい?速度・安定性・セキュリティの違いをわかりやすく解説

一原ITシステム

自宅のインターネット環境を整えるとき、「有線LANとWi-Fi、結局どっちがいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。

普段スマホやタブレットでWi-Fiを使っている方にとって、わざわざケーブルをつなぐ有線LANは手間に感じるかもしれません。しかし、テレワークのビデオ会議が頻繁に途切れる、オンラインゲームで遅延が気になる、といった問題を抱えている場合、有線LANに切り替えるだけで劇的に改善するケースが非常に多いです。

この記事では、有線LANとWi-Fiの違いを「速度」「安定性」「セキュリティ」の3つの観点で比較し、どんな場面でどちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。

 

有線LANとWi-Fiの基本的な違い

有線LANは、LANケーブル(イーサネットケーブル)を使ってルーターとパソコンなどの機器を物理的に接続する方式です。一方、Wi-Fiは無線電波を使ってデータをやり取りする方式で、ケーブル不要で手軽に使えるのが特徴です。

どちらもインターネットに接続するための手段ですが、データの伝送経路がまったく異なるため、速度・安定性・セキュリティに明確な差が出ます。以下で具体的に比較していきます。

 

【比較①】通信速度

有線LAN:理論値に近い速度が出やすい

有線LANでは、LANケーブルの規格に応じた通信速度がほぼそのまま実現します。現在主流のCat6ケーブルなら最大1Gbps、Cat6Aなら最大10Gbpsの通信が可能です。光回線が1Gbps契約であれば、有線LAN接続時には700〜900Mbps程度の実測値が出ることも珍しくありません。

Wi-Fi:環境によって大きく低下する

Wi-Fiの最新規格Wi-Fi 6(802.11ax)は理論上最大9.6Gbpsですが、これはあくまで理論値です。実際には壁や家具などの障害物、電子レンジやBluetoothなどの電波干渉、接続台数の増加によって速度が大幅に低下します。ルーターから離れた部屋では、実測で50〜100Mbps程度まで落ちることは日常的に起こります。

 

【比較②】通信の安定性

有線LAN:途切れない

有線LANの最大のメリットは「安定性」です。物理ケーブルで直接つながっているため、電波干渉の影響を受けず、通信が途切れることがほぼありません。これはテレワークのビデオ会議やオンラインゲームなど、リアルタイム性が求められる用途で決定的な差になります。

ビデオ会議中に映像がカクついたり音声が途切れたりする原因の多くは、Wi-Fiの電波状況の変動です。有線LANに切り替えるだけで、これらの問題が一気に解消されるケースは非常に多いです。

Wi-Fi:便利だが不安定になりやすい

Wi-Fiは障害物や距離の影響を受けやすく、時間帯やデバイスの接続台数によっても速度や安定性が変動します。特に戸建ての2階やマンションの部屋が奥まった位置にある場合、ルーターからの距離と壁の数によって電波が大きく減衰します。

Wi-Fi中継器やメッシュWi-Fiで改善できるケースもありますが、根本的に「電波で通信している」という仕組み上、有線LANほどの安定性は得られません。

 

【比較③】セキュリティ

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  • 有線LAN:物理的に接続しないとアクセスできない

    有線LANは、LANケーブルを直接つながなければネットワークにアクセスできません。つまり、外部からの不正アクセスのリスクがWi-Fiと比べて格段に低くなります。機密性の高いデータを扱うテレワーク環境では、これは無視できないポイントです。

  • Wi-Fi:暗号化されているが傍受リスクはゼロではない

    Wi-Fiも最新のWPA3暗号化に対応していれば高いセキュリティを確保できますが、電波が家の外まで届く以上、理論的には傍受や不正接続のリスクがゼロにはなりません。古いルーターでWPA2やWEPのまま使っている場合は特に注意が必要です。

 

結局どう使い分けるのがベスト?

▶ 有線LANがおすすめの用途
テレワーク(ビデオ会議・VPN接続)、オンラインゲーム、動画配信・ライブ配信、大容量ファイルのアップロード・ダウンロード、NAS(ネットワーク接続ストレージ)の利用など、速度と安定性が求められる用途には有線LANが圧倒的に有利です。

▶ Wi-Fiがおすすめの用途
スマートフォンの日常的なネット閲覧、SNS、動画視聴(ストリーミング)、スマート家電の接続など、ケーブルの取り回しが難しい場面やモバイル機器にはWi-Fiが適しています。

理想的なのは「固定で使うデバイスは有線LAN、移動して使うデバイスはWi-Fi」というハイブリッド構成です。パソコンやゲーム機は有線LANで接続し、スマホやタブレットはWi-Fiで使う。この使い分けだけで、家全体の通信環境は大きく改善します。

 

「有線LANを引きたいけど、配線が難しい」という方へ

有線LANのメリットは理解できても、「ルーターから離れた部屋までケーブルを引くのが大変」「賃貸だから壁に穴を開けられない」という問題にぶつかる方は多いです。

一原ITシステムでは、壁に穴を開けずに有線LAN環境を構築する「MoCA施工」を行っています。MoCAとは、すでにご自宅に敷設されているテレビ用の同軸ケーブルを利用してLAN通信を行う技術です。既存のテレビ端子をLANポートとして活用できるため、新たな配線工事が不要で、賃貸でも大家さんの許可なく導入可能です。

東村山市を拠点に、所沢市・清瀬市・東久留米市・西東京市・練馬区・新座市など多摩エリアと埼玉県南部を中心に対応しています。

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