Wi-Fi 6・6E・7の違いとは|買い替えを検討すべきタイミングを解説

Wi-Fi 6・6E・7の違いと、買い替えを検討すべきタイミングを解説します。新しいルーターを選ぶとき「どの規格にすればいい?」「今のままで困らない?」と迷う方は多いはずです。本記事では、東村山の一原ITシステムが、3つの規格の速度や周波数帯の違いと、買い替えの判断基準を、できるだけわかりやすくまとめてご紹介します。

Wi-Fi 6・6E・7とは?まずは世代を整理

Wi-Fiの規格には世代があり、新しいほど速度や安定性が向上しています。ここ数年の主役が、Wi-Fi 6・Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7の3つです。

▶ Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯を使う規格で、現在もっとも普及している世代です。多台数接続に強く、家庭用ルーターの標準になっています。

▶ Wi-Fi 6E
Wi-Fi 6に「6GHz帯」という新しい周波数帯を加えて拡張した規格です。理論上の最大速度はWi-Fi 6と同じですが、空いている6GHz帯を使えるため、電波の混雑に強いのが特徴です。

▶ Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)
2.4GHz・5GHz・6GHzの3帯域に対応した最新規格で、日本では2023年12月に総務省が認可しました。後述するMLOなど、速度と安定性を大きく引き上げる新技術を備えています。

Wi-Fi 6・6E・7の違いを比較

3つの規格の主な違いを表にまとめました。数値はいずれも理論上の最大値で、実際の体感速度は環境によって変わります。

項目 Wi-Fi 6 Wi-Fi 6E Wi-Fi 7
最大速度(理論値) 約9.6Gbps 約9.6Gbps 約46Gbps
周波数帯 2.4 / 5GHz 2.4 / 5 / 6GHz 2.4 / 5 / 6GHz
最大チャネル幅 160MHz 160MHz 320MHz
変調方式 1024QAM 1024QAM 4096QAM
MLO(複数帯同時利用) なし なし あり

ざっくり言えば、Wi-Fi 6Eは「6にきれいな電波の道(6GHz帯)を足したもの」、Wi-Fi 7は「速度も技術も一段引き上げた次世代」という位置づけです。

Wi-Fi 7で何が変わる?3つの進化ポイント

Wi-Fi 7が前世代から大きく進化したのは、主に次の3点です。

▶ MLO(マルチリンクオペレーション)
2.4GHz・5GHz・6GHzの複数の周波数帯を同時に束ねて通信できる新技術です。1本の道が混んでも別の道に切り替えられるイメージで、速度と安定性の両方が向上します。

▶ 320MHzの広いチャネル幅
データの通り道がWi-Fi 6Eの2倍に広がりました。一度に運べるデータ量が増えるため、高速化につながります。

▶ 4096QAMの変調方式
一度の電波でより多くの情報を載せられるようになり、Wi-Fi 6/6Eの1024QAMから伝送効率が高まりました。

とはいえ、これらの性能をフルに引き出すには、ルーターだけでなくスマホ・パソコン側もWi-Fi 7に対応している必要があります。「ルーターを最新にしたから即46Gbps」というわけではない点は押さえておきましょう。

買い替えを検討すべきタイミング

では、実際にどんな人が買い替えを考えるべきなのでしょうか。目安を整理します。

▶ 買い替えを検討したい人
Wi-Fi 5(11ac)以前の古いルーターを5年以上使っている、家族が増えて同時接続する機器が多い、最新のスマホやパソコンに買い替えた、新築・引っ越しを控えている――こうした方は、世代を上げると体感が変わりやすいです。ルーター本体の寿命が気になる方は、Wi-Fiルーターの寿命は何年?もあわせてご覧ください。

▶ 急いで買い替えなくてよい人
すでにWi-Fi 6を使っていて速度に不満がない、つなぐ機器が少ない、という場合は、無理に最新のWi-Fi 7へ急ぐ必要はありません。規格はあくまで「上限」であり、上限を引き上げても今の使い方で困っていなければ恩恵は小さいからです。

ルーターを替えても速くならないケースに注意

意外と見落とされがちですが、最新ルーターに買い替えても通信が速くならないことがあります。原因がルーター以外にあるケースです。

たとえば、契約している回線そのものの速度上限が低い場合や、夜間に混雑して遅くなっている場合は、ルーターを替えても改善しません。回線が遅いと感じるときは、IPv6(IPoE)とIPv4の違いの記事で接続方式を見直すのが先決です。

また、Wi-Fiは電波である以上、壁や階・距離の影響を必ず受けます。電波が遠くまで届かない場合は、Wi-Fi中継器とメッシュWi-Fiの違いも選択肢になりますが、安定性を最優先するなら、テレワークやオンラインゲームを行う部屋だけでも有線LANでつなぐのが確実です。一原ITシステムは、壁に穴を開けないMoCA施工(テレビの同軸ケーブルを利用)に対応しているため、賃貸でも大家さんの許可なく有線環境を整えられます。

ネット環境の改善は一原ITシステムにご相談ください

一原ITシステムは、東京都東村山市を拠点に、東村山・所沢・清瀬・東久留米・西東京・練馬・新座・朝霞など多摩エリアと埼玉南部で、宅内LAN施工やネット環境の改善を行っています。「ルーターを買い替えるべきか分からない」「最新規格にしたのに速くならない」といったご相談も大歓迎です。賃貸OKの壁に穴を開けないMoCA施工で、お住まいに合わせた最適な通信環境をご提案します。お気軽にお問い合わせください。

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